THEハプスブルグ
THEハプスブルグ を 12月2日にみてきました。
↓の写真は 池田理代子プロダクションのエリザベート(シシイ) です。
すてきですね。
19世紀後半~20世紀初頭のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世、皇妃エリザベート(シシイ)の物語は、沢山の物語・お芝居・映画などですっかりおなじみです。①築城王といわれたあのバイエルン国王のルードヴィッヒ 二世もシシイにあこがれてたようです。②1889年:うたかたの恋といって皇太子ルドルフの悲恋によるといわれてる突然の死、(殺害説が強いようですが、)③シシイのスイスでの暗殺。④そして第一次世界大戦勃発の原因といわれてるサラエボ事件(1914年):フランツ・フエルデイナント皇太子夫妻が、セルビア人(ガヴリロ・プリンツイプ)によってサラエボ(現ボスニア・ヘルツエゴビナ)で殺害されている事など *その ガヴリロ・プリツイプ は、地元セルビアでは英雄だそうです*。
・・・・・・・・・・
ハプスブルグ家の崩壊(1918年) は、物語 のように 華麗で悲劇的であります。
・・・・・・・・
この展覧会の入場のチケットを大分前にいただきました。六本木方面には幾度か いきましたが、みるのがおそくなりました。 国立新美術館の上の方にあるフランス料理屋さんには何度もいきました。そこにはハプスブルグ展の特別メミューがいくつかありました。ハンガリー料理の、あのパプリカのグヤーシュは、現地のものも現地であまり食べませんでしたので今回もパスでした。ブダペストで‘有名’といわれてる ‘牡牛の血’ というワインを飲んでみました。お味は、辛い!デス。
こじんまりとしてる歴史上の都市ウイーンは、異国の旅行者にも分かりやすくやさしい~。
ウイーン名物 カフエとザッハトルテ !
国立新美術館の3階のフランスレストランの ハプスブルグ展特別メニューには、ザッハトルテは含まれてません。
オーストリアを旅行した時 私は、チョコレートは好きですが、普通はチョコレート菓子はあまりいただきません。でも名物なのでウイーン本場では ものすごく沢山のカフエに入り ものすごく沢山のザッハトルテ を食べました。もちろんデメルのも~。インペリアルホテルのが1番おいしく、2番目においしいのはデメルのでした。番外:ウイーン美術史美術館内のカフエのザッハトルテもおいしいです。
・・・・♪・・・・
第二次世界大戦直後のウイーンを舞台にした グレアム・グリーンの 第三の男 の映画で、カフエ・モーツアルトが登場します。現在 店のかざりは変わったそうですが、私が行った時のと おなじお店なのだそうです。カフエ・モーツアルト到着のそのころは、もうザッハトルテの顔をみるのもいやになってました。 第三の男 の映画で、市内の景色が沢山写ってました。市内は、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連によって四つに分けられ、それぞれの言葉、それぞれの軍隊などが、支配していた様子が描かれてましたね。市の 端っこ の方の あの中央墓地の あのラストシーンの あの並木 にいってきました。 アントン・カラスのCDも買いました。
・・・・・・・
ハプスブルグ ですよね。(スミマセン、このブログの 上の方だけでも記憶の確認が結構タイヘンでしたの。中、下の方もほぼおなじ)
・・・・♪:::
ウイーン美術史美術館といえば、写真撮影が自由だそうです。
わたしは、ボッシュも好きですが、ブリューゲルも好きです。
*門外不出のあの雪中の狩人:映画 ‘ ソラリス ’で印象深い存在感を示してます。
*あと、 ウイーンのバベルの塔!
ピーター・ブリューゲル(父)は、生涯に3点のバベルの塔をえがいたそうです。
2点目は、西武美術館にきてくれた、オランダはロッテルダムのバベルの塔!
3点目は、よく分かりません。(行方不明の説もあります。)
ヨーロッパの美術館をのぞいてみると、嬉しい事に沢山のバベルの塔にお目にかかります。どれも謎めいて不思議で沢山の力を孕んでます。妖しい魅力は、人を引き付け情熱をあたえヒトのココロをうごかします。わたしの知らない画家のバベルの塔の中でもいいのがいっぱいありますが、ブリューゲルのがTopです。
ロッテルダム の バベルの塔 は、西武美術館にきてくれましたね。この1点のためにオランダまで行くべきでしょうに~。堤氏に乾杯!
この時の図録の付録にすばらしい ♪バベルの塔特集♪ がありました。
繰り返し みてましたが、ここ2~3年我が家で行方不明です。
いくらさがしても見つかりません。
大好きな大切なあの ‘バベルの塔の図録の付録 ’ !
発見のためにかなりの時間とエネルギーを費やしてます。
きっと、本たちの間に入り混んでしまったのでしょう~。
望みを失わないで、これからも捜し続けます。
出て来い、出て来い ‘ロッテルダムのバベルの塔 の図録の付録!
ラベル: 展覧会
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム