Baroqueの優雅な昼下り

2009年10月3日土曜日

東京新大橋雨中図

すこしお休みしてました。






 ↑ 三井記念美術館で開催中の 


‘夢と追憶の江戸  ー高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展ー ’  にいってきました。


浮世絵は大体木版画が多く、いわば印刷ですので量産です。
それでもその摺り具合によって かなり質がちがうようです。このコレクションはとてもイイモノが多いそうです。


わたしは


 ‘高橋コレクションの‘広重 東海道五十三次 八種 四百十八’


  1988年初版発行小学館白石克編  ( 7800円)


を持ってます。
広重 東海道五十三次 は、沢山あって


その中の8種が載ってます。


だから、8×53=424(枚)  (少し枚数がずれてますが~。)


    が


1冊の本に納められてます。


   つまり


広重 東海道五十三次
①保永堂版 ②隷書東海道 ③行書東海道 ④狂歌入東海道 ⑤東海道風景図会⑥人物東海道 ⑦堅絵東海道 ⑧美人東海道


よくお目にかかるのは、保永堂版が多いようです。それ以外は何々版とことわりが あるような気がします。


    ・・・・・・・・・・・・♪・・・・・・・・
今回は①菱川師宣の衝立 ②芳年の安達がはら ③小林清親の東京新大橋雨中図


が見たいとおもいました。


②の芳年は、道成寺が一番好きです。安達がはらは二番目にすきです。


③は、杉本章子の直木賞受賞作の東京新大橋雨中図を思い出しひっぱり出してみました。↓



杉本章子さんは、杉本苑子さんとは別人です。


杉本苑子さんは永井路子さんとよく間違われると大分前にテレビでいってました。おなじく直木賞受賞作家で歴史モノのせいでしょうかと笑ってました。そこに直木賞歴史モノの杉本章子さんの登場です。ますます混乱ですともいってました。それから何人か作家のお名前をあげてましたが、忘れてしまいました。


         ・・・・・・♪・・・


売店で 平成の復刻 保永版東海道五十三次 日本橋 を買いました。小さいものです。東京伝統木版画工芸共同組合の奥山義人氏の彫り、摺りのようです。

    ・・・・・・・・・・・♪・・・・・・・・
38階の ケシキ でコロナビールをのんだ。


お腹がすいて、喉が渇いてたので、 とてもおいしかった。


雨だったので、富士山がみえなかった。


晴れれば、トイレ からも 両国の国技館 がしっかりみえるが、ぼやけてた。


まさに 東京新大橋雨中図 でした。

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2 件のコメント:

2009年10月4日 6:35 に投稿, Blogger noribeyaoyaji さんは書きました...

 おはようございます。お久しぶりにおじゃまいたします。
 いつもの事ながら、オヤジの広くて浅い知識の中からコメントさせていただきます。
現在オヤジのPCの壁紙は、季節に合わせて、北斎の赤富士です。刷り物は、絵師、彫り師、刷り師おのおのの匠の技があり、特に広重の庄野白雨の雨中図では、絵師の構図、彫り師の技、刷り師のボカシの技が素晴らしいようです。好きな絵の一つです。

 
2009年10月4日 21:02 に投稿, Blogger Baroque さんは書きました...

noribeyaoyajiさま
お久しぶり!
Baroqueの狭くて浅い情報によると、その北斎の赤富士は後期(11月3日~11月23日)に展示されるようです。わたしのいった前期には、昇亭北寿という絵師の東都両国之風景という絵にお相撲さんが二人登場してました。♪‘白雨’もいいですね。これだけの作品を残してくれた我々の御先祖様に感謝です。

 

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