文楽 源平布引滝
文楽源平布引滝を国立劇場で観てきた。
歌舞伎等で一部分は見てたが、内容がわかってきた~。
上の写真は、今回の文楽の若き日の斉藤実盛~!
若き日の実盛はこんなに颯爽としてたんだ。
有名な 実盛 つまり年取ってからの実盛は、
二世五姓田芳柳の絵 ‘斉藤実盛洗鬚図’ 等でお馴染みと、思う。
衝撃的なテーマなので絵のほうでかなり印象に残っていた。
(つまり、私は 今回の文楽の30年後の実盛しか知らなかった。)
年とってからの実盛のお話は、有名な話で、いわゆる実盛伝説~。
謡曲、浄瑠璃、歌舞伎などに沢山 登場しているようだ。
実盛は、死を覚悟して 大将平継盛の ‘赤の錦の装束’ そして
自らの老齢を隠すため白髪を黒く染め
戦い場におもむき、
木曽義仲 の 宿命の家臣・手塚太郎光盛に討ち取られ
壮絶な最期 !
これが、まあ 実盛伝説 といわれてる物語~。
下の写真は、二世五姓田芳柳の 斉藤実盛染鬚図
上の絵(写真)は、小堀 鞆音の ‘恩賜の御衣’ などとともに ある種の感動なしには見られない御作品のひとつです。(小堀 鞆音 は、小堀桂一郎氏 のおじいさま だそうです。)
お能で 実盛 が、来年五月にある ことが分かりました。この日は予定が入ってないので是非みたい。
平成二十一年五月二十三日(土) 午後一時~
国立能楽堂
ラベル: 劇場
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