Baroqueの優雅な昼下り

2009年7月8日水曜日

七月大歌舞伎

七夕の夜 歌舞伎座で七月大歌舞伎を観てきた。



海老蔵(成田屋) 玉三郎 の うつくしさ に うっとり してしまう。




 天守物語 は、 鏡花 作 の あたらしい歌舞伎ですが、





玉三郎はなんども 演じてます。  ‘平成18年の歌舞伎座 ’ をみたが、





そのときも、よかったのに、又々、さらにいいです。




すっきり して、分かりやすく なり 、明解なのに妖艶さが かえって増した感じでした。





もう、鏡花=玉三郎  のような 気がしてきました。





海老蔵もすてき! ういういしい図書乃助は、そろそろ演じなければならない年齢になってきたようですが、お芝居は ‘地’ でゆくよりも 演じた方が ある意味 おもしろい~。





男が女を~、老人が若人を~、若い人がおとしよりを~ 演ずるのが魅力のひとつとおもいます。 それを全部 男 だけで~。なぜ男性のみ か は いろいろな説がありますが、




私は個人的に 男だけ の この歌舞伎に ある種の 妖しさ を感じ、な~んともいえず



ひきつけられる。





今回は、役者のうつくしさに圧倒されてしまいましたが、 セリフに注意して鏡花の世界をもっと味わえばよかった。






そして、

私の乏しい記憶によると、歌舞伎でのカーテンコールをはじめてみた。


(歌舞伎 は いわゆる新作物、海外公演などで、たま~にカーテンコールが、あるというのを聴いた事がある。)





今回のそのカーテンコールの ふたり の すばらしさ~  よ~。



















                       *


幕間に~。

くづきり は たべられなかった。



獅子頭(今回のオリジナル)の手拭いは売店で買った。



(長くなるので、1200円の手拭いは後ほど 額入り で 公開します。











幕間に↓

花道 の すっぽん の せりあがり の部分が 二階席からもみえました。 そばまでゆけば 奈落 もみられたかな~と気になった。(幕間に すっぽん が開いてるのは、珍しいような気がする。海老蔵の図書之助がここから何回ものぼってくる。)





                *





幕間に  ↓



五月の海老蔵の 暫 の時 に写さなかったので、今回写してきた。


二階に常時展示されてる 鳥居清忠 の  ‘暫 ’



                 *

もうひとつの演目 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ) ~。


海老蔵のそろそろ根性あるとこみせつけられた。 
体育会系海老蔵の 記念碑になるかもせれないお芝居!








                       *


もう一枚


少し前に出版された 五代目玉三郎の 写真集です。


全四巻 桐箱入り が、500、000円です。


たしか ダイジェスト版 もあったはずです。  が、


わたしには、この写真だけで充分すぎます。


阿古屋琴責(あこやのことぜめ)









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2 件のコメント:

2009年7月9日 18:48 に投稿, Blogger noribeyaoyaji さんは書きました...

 成田屋でつながりましたね、海老蔵さん、いい男(役者)ですね
 我が地元には江戸時代スタイルで楽しめる”旧金比羅大芝居、金丸座”がございます。デブオヤジには窮屈ですが素晴らしい劇場です。

 
2009年7月9日 20:18 に投稿, Blogger Baroque さんは書きました...

noribeyaoyaji さま
ホント、海老蔵さんは、
 ‘歌舞伎役者’のように いいおとこ ですね。

金丸座には、いちどでもいいからいってみたいです。
お芝居は、劇場で違いますね。
個人的には、国立大劇場より歌舞伎座の方が
ず~と、好きです。(歌舞伎座は、せまくてきたなくて、トイレの数も少ない~、エコノミー症候群を本気で心配する程なのに~。)

 

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