Baroqueの優雅な昼下り

2009年8月22日土曜日

敦盛

国立能楽堂で 敦盛 を観てきました。
なんか すごくよかた~。
名笛といわれる ‘青葉の笛(小枝の笛)’のうつくしさよ~。
敦盛(経盛の子、平清盛の甥)は、一の谷の合戦で、熊谷直実の手によって命を落としました。
美貌の若公達 御年 十六歳!
風雅を愛した貴公子!

無骨な坂東武者!
勝者の直実はわが子と同年齢の敦盛を手にかけた事で現世をはかなみ発心(ほっしん)し、出家して連生法師(れんしょうほうし)となる~。
熊谷草、敦盛草などと共に、日本人におなじみのこのお話は、
小さい頃から胸躍り、ワクワクし、心ひかれる大好きな物語のひとつだった。
‘淡路潟通う千鳥の声聞けば、幾夜寝覚めの、須磨の関守’  金葉和歌集(後拾遺和歌集のすぐ後の勅撰和歌集)・源兼昌 この歌は百人一首にもあるが、小さい頃から、いやいやお稽古させられた地唄をおもいだしムカシハ、モノヲオモワザリケリ~を悟った(今もだが~)。
上品な  能‘敦盛’ は、ほんとによかった。
なによりも若い!
面(おもて)も実にいい~。十六



♪  ↓本日使用の能面     が、発表になってました。
    能  敦盛
        前シテ 三光zyou
        後シテ 十六




↓ いい写真がみつからない~ (敦盛すてき!、若い!品がある!)
喜多流・敦盛 8月21日
シテ 粟谷能夫
ワキ 殿田謙吉




            ・・・・・・・・・♪・・・・・・・・・
会場で買った解説の本のおもしろい文章 ↓



ここからデス~。

お相撲の登場!
現在の横綱審議委員のひとり 歌舞伎の澤村田之助さん(人間国宝)は、もう大のお相撲フアンとして名高い。双葉山に抱っこしてもらった事があると常々自慢してるのは知ってた。
小学校の先輩文学座の加藤武氏が ↓ のように書いている~。  


 ‘グウ’ とも
いわなかった 解説者‘北の富士’氏 も立派!




            ・・・・・・・・・・・・・・・・♪・・・・・・・・・・・・・・

又、同じ本に 村瀬和子氏も すばらしい事をかいている。

信長が、こよなく愛しよく舞ったという 舞・敦盛 の事を~。


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2 件のコメント:

2009年8月23日 6:40 に投稿, Blogger noribeyaoyaji さんは書きました...

 日々見識を高めておられますBaroqueさん、すばらしいですね。解説の北の富士さん気を遣ったのでしょうね。

 
2009年8月23日 12:57 に投稿, Blogger Baroque さんは書きました...

noribeyaoyajiさま

Topで活躍してる方の
お話 は 本当に 面白いですね。
お話 しなくても 面白いです。
コピペしてるだけで
‘血湧き肉踊る’ です。
 

 

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