Baroqueの優雅な昼下り

2009年8月15日土曜日

怪談乳房榎

八月納涼大歌舞伎: ‘怪談乳房榎’ ( 中村勘三郎四役早替りにて相勤め申し候)


               を


歌舞伎座でみてきた。





その前に 谷中全生庵の三遊亭圓朝のお墓参りをすませた。


それから 今年も沢山の幽霊さん達におあいしました。


全生庵が所蔵している ‘圓朝の幽霊画コレクション’ は、


圓朝歿後に、その名跡を守る藤浦家より寄贈された そうです。















(去年の10月30日のブログで 円山応挙の幽霊を紹介しましたので)


今年は、 ↓ の幽霊をお見せします~。


伊藤晴雨 怪談乳房榎図 絹本着色 縦126,7cm×横41,5cm
(こわいですねエ~・・・・・・・・・菱川重信とかいう絵師の幽霊です。オトコです。)


















↓は歌舞伎座の幽霊です。おなじ菱川重信の幽霊ですが、


全生庵の伊藤晴雨の幽霊のほうがこわいです。


まして勘三郎さんが演じますので、歌舞伎座は、‘笑い’が渦巻いてます。


うまいですね、勘三郎さん





















  圓朝 の事を 藤浦家(落語三遊派宗家)御当代 が、





 筋書き本にかいてるので記録に~と思い


複写してみた。↓ (クリックすると読みやすいです。)

























ここで、終わりのつもりでしたが、





河竹登志夫氏 が、‘さよなら歌舞伎座’ という 事 で記載がありましたので~コピーしました。





なんと~、










昭和16年1月 !





‘め組の喧嘩’ が上演 されました。





伝説の十五代市村羽左衛門 





 ‘四ツ車’ は松本幸四郎さん(先代か先々代かわからない~)
















ここからが、大切!





↓の左の写真





中央が、





グワ~ン~





横綱双葉山です。





ふたばやま です。





あの大横綱の双葉山関!





(め組の喧嘩 楽屋を訪問したようです。伊勢ノ海部屋の四ツ車大八さん(岩手県出身)におしえたい~





写真では、顔がよくみえない~・・・・・・・・)






















もう1枚・全生庵の幽霊画コレクションについての 文 をコピーしました。↓











↑みっつの文章(藤浦敦氏と河竹登志夫氏と安村氏の)は、いづれも部分です。












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2 件のコメント:

2009年8月22日 2:57 に投稿, Anonymous tweety さんは書きました...

改めて思いますけど・・相撲ってほんと歴史に深く関わってるような・・
博物館なんかでも結構見受けられますからね。

 
2009年8月22日 13:09 に投稿, Blogger Baroque さんは書きました...

tweety さま
本当に お相撲は、日本人のあらゆる‘生活、考え方’にかかわってますね。長い歴史のなかから、うつくしい様式が生まれてきたのだと おもいます。
‘なにげないように 思われる ひとつひとつの所作’にも、意味がある そうですね。
‘お相撲好き’は
求め得ずして 自然にそういった事が得られるので、 ‘得’です!

ところで 九月場所の‘新型!’が心配です。手洗い、うがい、マスク以外対策はないのでしょうか。
今、現在は、もう、神様に祈る以外ないかしら?(夏の流行は日本中、クーラーを効かせ過ぎの説もあるようです。)

 

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