Baroqueの優雅な昼下り

2010年1月29日金曜日

一本刀土俵入

一本刀土俵入   


‘小村雪岱とその時代’展(埼玉県立近代美術館)をみてきました。





埼玉県川越市生まれ・下村観山に学んだ日本画家ですが、


東京美術学校在学中に泉鏡花と出会いデザインの道へ。


主に挿絵でかつやくしました。


舞台装置などでも六代目菊五郎から篤い信頼を得たようです。


(こむらせったい・1887~1940)








一本刀土俵入・ 舞台装置模型(昭和16年) ↓


早稲田大学演劇博物館蔵


数馬英一制作



駒形茂兵衛に六代目。


お蔦に五代目中村福助。





とくに六代目の当たり役になりました。


 長谷川伸の代表作  ♪一本刀土俵入♪





雪岱は、この仕事を引き受けたとき、我孫子や取手方面に取材に出かけ現地の様子を丹念に写生したそうです洋々と流れる 坂東太郎 のスケッチもあります。





粋でモダンなセンスは 人気がありました。


 ↓ 雪の朝  大正13年 彩色・絹


 埼玉県立近代美術館蔵











    ↑ すてき ですね。 (2月14日まで)

        
    ・・・・・・・・ ・・・・・・・♪・・・・・ ・・・・・・・・・


もうひとつ お相撲の絵の展覧会  ↓




生誕130年記念 鰭崎英朋展  ー明治・大正の挿絵界をいきるー




東大(東京大学)の近く 弥生美術館 で です。


鰭崎英朋(ひれさきえいほう・挿絵画家・明治13年生まれ)




この画家の名は知らなかったが、叙情的な挿絵は ‘作品は見たことがある’ というのがありました。美人画を得意とした人気画家だったそうです。




なかでも 東京朝日新聞に掲載された 相撲取組挿絵は、絶賛されたそうです。


 双葉山・照国・栃若・柏鵬 などの 絵・・・・・をみてきました。


(3月28日まで)


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