助六!
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりえどざくら)
水入りまで ↓
いってきました。
以来 歌舞伎において くぎりなど で大切に上演され 戦後66回目のようです。
66回のなかで 水入りまで は8回目、昭和63年以来22年ぶり との事。
幕が開いて 日本一の色男・助六 の花道登場まで実に45分!
2時間30分ものお芝居です。(筋は誠に単純・筋はなんでもいいのです。)
助六登場
‘♪~・・・・・由縁の筋の紫の~・・・・’で助六右手を揚げ敬うかたちをする。
これは歌舞伎座2階東側の席に向かってだそうです。
あの 江島生島事件 の 江島のお席だったからです。
あやうく難を逃れた二代目団十郎が、江島から贈られた紫の袱紗を元に助六の鉢巻を誂えたという言い伝えを紹介してるといわれてます。
あやうく難を逃れた二代目団十郎が、江島から贈られた紫の袱紗を元に助六の鉢巻を誂えたという言い伝えを紹介してるといわれてます。
又、 現在も今回も 助六 が演じられる度に鉢巻に用いる紫縮緬を贈ってくれるしきたりの 魚河岸 への敬意ともいわれてます。助六を粉する役者は上演前に必ず魚河岸に挨拶にゆくそうです。そのほか下駄、傘、などなどこれはこちら、あれはあちらからと役者と贔屓筋の交換はすごいようです。
河東節(かとうぶし)
助六には口上役が登場します。市川団十郎家が助六を上演する時だけ登場します。
その口上で
‘河東節御連中様、どうぞお始め下さいましょう’
があります。
河東節は古風で希少な江戸浄瑠璃です。
歌舞伎の伴奏は長唄や常磐津などプロの演奏家が舞台に上がるのが原則ですが、この 助六 だけは、今でも贔屓の会社社長や旦那衆が、‘河東節十寸見会 かとうぶしますみかい)’として出演するのが慣わしで江戸の昔からの名残だそうです。
この伝統芸能の 伝説 や 由縁 は マア あるはあるは・・・・・・。
♪ 楽しいです。
現在の十一代目市川海老蔵は伝統のなかに生まれ、その環境は当たり前、フツーの事、空気のようなものとして育ちました。いえ、生まれる前から江戸時代から 助六 を演じるように 生まれてますヨ。
さあ、海老蔵 水入り を演じてます。新婚です。
ラベル: 劇場
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